英文法大全/英語学習


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HOME > 文の転換・語順 > 【第35章 語順】 35-4 挿入構文

 
第35章 語順
  35-1 平叙文における定型の倒置   35-2 倒置によらない強調構   35-3 省略構文   35-4 挿入構文
 


35-4 挿入構文


文の途中あるいは文尾に、説明や注釈を加えるため各種の語句や節が挿入されることがあります。そう入語句は前後をコンマで区切ることが多く、また、かっこやダッシュで区切られることもあります。

(1)
語の挿入 ―― 文修飾の副詞や接続詞的な副詞が置かれます。
It was, indeed, a tragic accident. (それは本当に悲劇的な事件であった)
We knew, however, that he would fail.
 (とはいえ、我々には彼が失敗するだろうことはわかっていた)

(2)
句の挿入 ―― 名詞句または文修飾の副詞句がよく用いられます。
Mr. Y, the president of our company, seeks advice from you about it.
 (わが社の社長Y氏がそのことについてあなたにアドバイスを求めています)
We (the staff and I) are coming over to see you tomorrow (Friday).
 (わたしたち - 職員と私 - はあす(金曜日)おじゃまにあがります)
Our plan was, after all, a failure .(我々の計画は、結局失敗だった)
There is nothing (except the salary) that attracts me to my present occupation.
 (私は現在の仕事には全く魅力を感じていない - 俸給だけは別だが)
There are those - among them Einstein - who think that the result may be the extinction of all life on our planet.
 ( その結果、地球上の生物がすべて死滅することになるだろうと考える人々 - アインシュタインもそのひとりだが - がいる)

(3)
節の挿入
It was necessary to ask his supervisor’s advice, he thought.
 (=He thought that it was necessary to ask his supervisor’s advice.)
 (上司に相談する必要があると彼は考えた)
This, it seems, is your reason for going overseas.
 (=It seems that this is your reason for going overseas.)
 (これが君の海外渡航の理由らしいですね)
Human societies (there are some shining exceptions) have generally been opposed to freedom of thought.
 ( 人間社会は - 輝かしい例外も若干あるにせよ - 大体において思想の自由には反対の立場をとってきた)


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