1. |
動詞は、主語の動作や状態などを1つの時間的過程として述べる働きをします。 |
2. |
動詞にはその表す意味や性質によって、目的語をとるもの(他動詞)と目的語をとらないもの(自動詞)、補語を必要としないもの(完全動詞)と補語を必要とするもの(不完全動詞)とがあります。 |
3. |
動詞は一般に主語の人称と数、時制、態、法によって影響をうけ、様々に変化します。この変化を活用(conjugation)といいます。活用には、規則的に変化するもの(規則動詞)と不規則に変化するもの(不規則動詞)とがあります。 |
4. |
なお、もとになる動詞(本動詞)の前に置いて、時制や仮定法、受動態などを示したり、本動詞の意味をさらに補強するために用いられる動詞を助動詞(auxiliary
verb)と呼びますが、この用法については後続の「助動詞」の単元で扱うことにします。 |