(2)
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語形による分類
(a)
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単純接続詞 - 1語で接続詞の働きをするもの
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I know he is reliable, because〔since、as〕I
have done business with him for years. (彼が頼りになることはわかっている。何年も取引しているから) |
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(b)
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複合接続詞
接頭〔尾〕辞がつくか、2語以上が1語になったもので、unless(でないと)、however(とはいえ)、otherwise(さもなければ)など。
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Unless you try, you will never succeed.
(やってみなければ成功しようがない) |
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(c)
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群接続詞
2語以上がまとまって一つの接続詞の働きをするもので、as well as(と同様に)、as soon as(するやいなや)、as〔so〕long
as(する間〔かぎり〕は)、in
case(に備えて)など。
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He is honest as well as hard-working.
(彼は勤勉であるばかりか誠実でもある)
As〔So〕long
as I live, I will not forget what you have done for
me.
(生きているかぎり、私にしてくださったことは忘れません) |
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(d)
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相関接続詞
一対の語句が対応して接続詞に似た働きをするもので、both~and(~も・・・も)、not only~but also・・・(~だけでなく・・・も)、either~or・・・(~か・・・のどちらか)、neither~nor・・・(~も・・・もない)など。
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He speaks |
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both English and French.
(英語もフランス語も話す)
not
only English, but
also French
(英語だけでなくフランス語も話す)
French as
well as English.
(英語ばかりかフランス語も話す)
either English or French.
(英語かフランス語のどちらかを話す)
neither English nor French.
(英語もフランス語もどちらも話さない) |
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[注]
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both A and BはAとBの間に軽重はありませんが、not only
A, but also Bおよびeither〔neither〕A or〔nor〕BはBを主とした言い方であり、A as
well as
BはAを主とした言い方であると言えます。したがって相関接続詞を含む語句が主語のとき、それを受ける動詞の「数」は次の通りになります。
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Both he and I are right. 〔両方の主語に合わせる〕
Not only he but also I
Either〔Neither〕he or〔nor〕I |
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am right. 〔近い方の主語に合わせる〕 |
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なお、neither A nor Bは意味上ではboth A and Bの完全否定となります。 |
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