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反意接続詞
2つの相反することがらを対照させる接続詞で、but、however(とはいえ)、yet(しかも)、still(それでも)、nevertheless(それにもかかわらず)、while(なのに)、whereas(ところが)、only(ただし)などがあります。
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He is a clever man, but the problem
was too hard for him.
(彼は器用な男だ、だがその問題は手に負えなかった)
We aren’t here to talk
nonsense, but to act.
(ここにいるのはたわごとを語るためではなく、行動するためなのだ) |
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It is a costly article, which, however,
is worth the price.
(それは高価な品だが、しかし値段だけの価値はある)
I agree with you, (and) yet I cannot consent to your proposal.
(君の意見には賛成だが、それでも君の申し出は承諾できぬ)
Though it went well, still he was not happy.
(うまくいったのに、それでも彼は満足しなかった)
He is a clever salesman, nevertheless he sometimes makes
mistakes.
(彼は如才のないセールスマンだ、でも時々へまをする)
While I have no money to spend, he has more than he needs.
(こっちは使う金が一文もないのに、あっちは余るほどの金がある)
I thought he was a learned man, whereas〔while〕he was only a
fraud.
(彼は学のある者だと思ったが、ただのペテン師だった)
He makes good resolutions, only〔but〕he never keeps
them.
(彼は立派な決心はする、ただしそれを守ることはない) |
[注]
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but; however、still、neverthelessについて
このうちbutだけが本来の反意接続詞で、他の語はむしろ接続副詞といった性格をもっています。
butははっきりと前後の対立・対照関係を示す接続詞です。したがって日本語で「(~である)が」と言っても、事実上対立関係がなければandの方を使う必要があります。
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He supported
his family on his small salary and〔butは不可〕he
seemed very proud that he wasn’t on
welfare. (彼は薄給で妻子を養っていたが、社会保護を受けていないことを大いに誇りにしているように思えた) |
またnot~but・・・で前者に反対あるいは両立しないことを述べる場合は、「~ではなくて・・・」の意味になります。
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I didn’t go, but he
said nothing about it.
(私は行かなかった、しかし彼はそのことは口外しなかった)
I didn’t go, but stayed at
home instead.
(私は行かないで家にいた) |
このほかbutは間投詞またはそれに類する語句の次に置いて、ただし書き程度の軽い意味を表すこともあります。
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Excuse
me but I must disagree with what you are saying.
(失礼ですが、あなたのおっしゃっていることにはどうしても承服しかねます) |
howeverはbutよりも弱く、形式的で、対立関係はむしろかくされた感じになります。そのため挿入句的に用いられることが多く、前後にコンマをつけます(文頭の場合はその後に、文尾の場合にその前にコンマをつけます)。
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These plans, however,
cannot be carried out without money.
(これらの計画は、でも、金がないと実行できない)
He had traveled a long way, and was
extremely tired. However, because of the surrounding noise he was unable
to go to sleep until the early hours of the
morning.
( |
彼は長い行程を旅して、くたくたに疲れていた。だが周りの音がうるさくて朝方まで寝つけなかった) |
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stillもbut、howeverよりも反対の意味が強く、「(~だとしても)それでもなお」といって、継続の意味を含みながら、可能または必然を表します。
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It is an understandable
error; still it is an error.
(理解できる間違いだとしても、それでも間違いにはかわりない) |
neverthelessもbut、howeverよりも反対の意味が強く、「(たとえ~であれ)それにもかかわらず(無関係に)」の意味を表し、節と節の間、あるいは文の終わりに置くことができます。
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There was no
news; nevertheless she went
on hoping.
(何の消息もなかった、それでも彼女は希望を捨てなかった)
I will say nothing to anyone, but it will
reach the manager’s ears nevertheless.
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私は決して口外はしないが、それでも(いつか)マネージャーの耳に入るだろう) |
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