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HOME > 名詞・冠詞 > 【第5章 名詞】 5-1 名詞の種類

 
第5章 名詞
  5-1 名詞の種類   5-2 名詞の数   5-3 名詞の格   5-4 名詞の性   5-5 名詞相当語句
 


5-1 名詞の種類


名詞には、普通名詞、集合名詞、固有名詞、物質名詞、抽象名詞の5種類があります。
(1) Japanese employees are often said to be fiercely loyal to their companies.
  (日本の従業員は会社に対して非常に忠実であるとよく言われている)
(2) The audience was deeply impressed with his speech.
  (聴衆は彼の演説に深い感銘をうけた)
(3) Ginza in Tokyo is well known as a famous shopping district.
  (東京の銀座は有名なショッピング街としてよく知られている)
(4) My wife likes wine better than beer.
  (私の妻はビールよりもワインのほうが好きです)
(5) Truth is stranger than fiction.
  (真実は虚構〔小説〕よりも奇妙である)
上の例文で、(1)のemployeesとcompaniesは普通名詞、(2)のaudienceは集合名詞、(3)のGinzaとTokyoは固有名詞、(4)のwineとbeerは物質名詞、(5)のtruthとfictionは抽象名詞にあたります。
なお、これら5種類の名詞のうち、一般的に普通・集合名詞は「数えられる名詞」(可算名詞)、固有・物質・抽象名詞は「数えられない名詞」(不可算名詞)として分類されています。

(1) 普通名詞
普通名詞とは、同一種属の人間または生物・無生物に共通する語で、単数と複数の区別があります。
 1. 一定の共通した形や概念をもつもの
   bird、tree、book、house、father、doctor、magazineなど
 2. 形は見えていないが、単位・回数などで数えられるもの
   inch、meter、dollar(ドル)、minute(分)、day、yearなど

(2) 集合名詞
集合名詞とは、同一種属の人または事物の集合体を表す語で、
family(家族)、committee(委員会)、nation(国民)、party(団体)、people(民族)、class(クラス)、audience(聴衆)
などがありますが、同一の集合名詞でも、意味の相違によって、単数・複数の両様に用いられる場合があります。
 1. 集団を一体とみるもの ―― 大きいとか小さいとかいったり、1つ、2つと数えたりできる
 He has a large family. (彼の家は大家族だ)
 There are only sixty families in this village. (この村には60家族しかない)
 The committee consists of ten members. (委員会は10名から成っている)
 2. 集団を一体としてではなく、個々の集まりとしてみるもの ―― “a”をつけたり、複数語尾“s”はつけないが、形は単数でも複数の意味をもっているので、複数名詞と同等に扱う。
 His family are all well. (彼の家族はみんな元気です)
 The committee are now having dinner. (委員たちはいま食事中です)

(3) 固有名詞
固有名詞とは、特定の人・物・場所などに固有の名称を表す語で、大文字で書き始め、ふつう複数形はとりません。
  Smith(スミス)、January(1月)、Mt. Everest(エベレスト山)など
ただし慣用として、aやtheをつけたり、複数形をとる場合もないわけではありません。〔「(6) 名詞間の転用」および「第6章 冠詞」参照〕
  a Mr. Smith (スミスさんとかいう人)、the Browns (ブラウン家の人々)

(4) 物質名詞
物質名詞とは、液体、気体、製品の原料、食料品、天然現象など、具体的ではあっても、一定の形を備えていないものを指します。物質名詞を類別すると次の通りです。
  液   体 : water、milk、tea、coffee、wineなど
  気   体 : air、gas、oxygen(酸素)、hydrogen(水素)など
  原   料 : wood、glass、brick(れんが)、iron、goldなど
  食   料 : sugar、salt、bread、butter、cheeseなど
  天然現象 : rain、snow、frost(霜)など
物質名詞は量的なものを表す名詞なので、原則として、不定冠詞をとることもなく、また複数形をとることもありません。物質名詞の数量は次のように表します。
 1. 単数形にsome、any、little(少ししかない)、a little(少しはある)、muchまたはa lot of(たくさん)、plenty of(たくさん)、a great〔=good〕deal of(たくさん)などを添えて分量を示すもの(ただし、many、few、a fewは用いません)。
 We have had too much rain this summer. (この夏は雨が多すぎた)
 Do you have any money with you? (お金の持ちあわせがありますか)
 2. 計量や単位を表す普通名詞(計量名詞)+of+物質名詞(単数)の形で示すもの。複数を表したいときは、容器や単位などを表す普通名詞を複数形にして用います。
 a cup of tea (紅茶1杯)
 a bottle of whisky (1本のウイスキー)
 two cups of milk (ミルク2杯)
 three pieces〔=sheetsof paper (紙3枚)
[注1]
物質名詞は類一般を示すときには冠詞もsomeもつけませんが、ある特殊なものを指す場合にはtheをつけます。
 Water is the best drink in the world. (この世で水にまさる飲み物はない)
 The water in this town is not good to drink. (この町の水は飲料に適しない)
[注2]
習慣上複数形をとる物質名詞もあります(ただしmany、few、a fewは用いません)。
 Vegetables are good for the health. (野菜は健康によい)
このほか集合的な意味で複数形をとる場合もあります。
 the sands of the Sahara (サハラ砂漠)
 the waters of the Nile (ナイル川)




(5) 抽象名詞
抽象名詞とは、性質・状態・動作など無形のものや、抽象的な概念などを表す名詞で、これにも単数・複数の別はありません。抽象名詞を類別すると次の通りです。
  性   質 : kindness(親切)、honesty(正直)、bravery(勇気)など
  状   態 : peace(平和)、poverty(貧困)、health(健康)など
  動   作 : movement(運動)、flight(飛行)など
  学   問 : science(科学)、sociology(社会学)など
  運動競技 : tennis(テニス)、baseball(野球)など
 (a) 抽象名詞のつくり方
  1. 形容詞から : happy (幸福な) → happiness (幸福)
difficult (困難な) → difficulty (困難)
long (長い) → length (長さ)
wide (広い) → width (広さ)
high (高い) → height (高さ)
  2. 動詞から: develop (開発する)  → development (開発)
arrive (到着する) → arrival (到着)
examine (試験する) → examination (試験)
  3. 普通名詞から: child (子ども) → childhood (幼年期)
friend (友だち) → friendship (友情)

 (b) 抽象名詞の用い方
  1. 抽象名詞は物質名詞と同様に数えられないものなので、冠詞もsomeもつけないのが原則ですが、特定のものを指すときにはtheをつけたり、分量・程度を示すときにはlittle、some、muchなどの修飾語句をつけます。
 The rich envy the happiness of the poor. (富者は貧者の幸福をうらやむ)
 He has some experience. (彼にはいくらかの経験がある)
  2. 計量名詞+of+抽象名詞(単数)の形をとるもの
 Even a piece〔bit〕of advice is helpful to me.
  (ちょっとした忠告でも私には役に立つ)
  3. 習慣上複数形をとるもの(ただし、通例単数扱い)
 shivers(さむけ)、hysterics(ヒステリー)、athletics(運動競技)、
 mathematics(数学)、politics(政治学)など
 Modern physics is now approaching metaphysics.
  (現代物理学は今や形而上学に接近している)
  4. 「of+抽象名詞」で性質や能力を表す形容詞句として
 a man of ability (=an able man有能な人物)
 a book of no value (=a valueless book価値のない本)
  5. 「前置詞+抽象名詞」で副詞句として
 in fact(実は)、by accident(偶然に)、with fluency(流ちょうに)など

(6) 名詞間の転用
以上、名詞の種類を5つに分け、その概略を述べましたが、これらは固定したものではなく、その用いられる状況や意味によって転用されることがかなりあります。
一般に固有名詞・物質名詞・抽象名詞はa、anはつけず、また複数形もとりませんが、次のような場合には普通名詞に転化して、不定冠詞をつけたり、複数形をとったりすることがあります。
 (a) 固有名詞から普通名詞へ
  1. 「・・・とかいう人」
 A Mr. Smith came to see you in your absence.
  (スミスさんとかいう人がご不在中お見えになりました)
  2. 「・・・のような人」
 He wishes to be an Edison in the future.
  (彼は将来エジソン(のような大発明家)になりたがっている)
  3. 「・・・家の人」
 His grandfather is a Tokugawa.
  (彼の祖父は徳川家の人間だ)
  4. 「・・・の作品」、「・・・の製品」
 Did you ever read a Dickens?
  (あなたはディケンズ(の小説)を読まれたことがありますか)
 a Ford (フォード車1台)  a Parker (パーカー万年筆1本)
  5. 同一の固有名詞をもつものが多数ある場合
 There are two Satos in this section. (この課には佐藤さんが2人いる)
 [注] 逆に普通名詞が固有名詞化する場合もあります。
father、mother、uncle、auntなど家族、血族関係は特定のものを指すので固有名詞化しやすい。(「6-4 冠詞の省略」参照)
キリスト教国では、「神」は独りなので固有名詞扱いになります。
 In (the) beginning God created the heavens and the earth.
 (はじめに神は天と地を創造された)
その他the Tower(ロンドン塔)、the City(ロンドンの中心地区)など普通名詞が特定化して固有名詞化したものもあります。

 (b) 物質名詞から普通名詞へ
  Give me a glass of wine. (ワインを1杯ください)
  He threw a stone at me. (彼は私に石をぶつけた)
  teas and tobaccos (茶・たばこ各種)、
  ivories and bronzes (象牙細工と青銅器)
 (c) 抽象名詞から普通名詞へ
  Kindness is a virtue. (親切はひとつの徳である)
  She was once a beauty. (彼女はかつては美人だった)
  He did me many kindnesses. (彼は私に色々親切にしてくれた)
 (d) 普通名詞から集合名詞へ(all the、the wholeが先行することが多い)
  All the village remembers the story. (村中の人がその話を覚えている)
  The whole neighborhood talks about him. (近所は皆彼の話でもちきりだ)
 (e) 抽象名詞から集合名詞へ
  The youth of this nation are〔is〕active. (この国の青年は活発である)

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